Christmas illumination 福岡市の中心地・天神にある警固公園にクリスマスを前にして美しいイルミネーションが飾られ、夜のなか煌びやかに光り輝く光景を目にした帰宅途中の通勤通学者や買い物帰りの人々の足を止めていました。
天神クリスマス実行委員会の主催による「天神のクリスマスへ行こう2004」では、去年よりもさらに豪華になったイルミネーションに加え、音と光の共演がなされる光の回廊や、水面に舞う天使やトナカイの光る姿、夜空に上がるシャボン玉に光を当てた演出、そしてツリーに願い事を書いたボールを吊す「星に願いを」というイベントなどがおこなわれ、繁華街の中心にあり憩いの場として多くの人が訪れる警固公園を幻想的な雰囲気に包んでいました。イルミネーションを目にしながら仲睦まじく寄り添うカップルのみならず、西鉄天神駅に面したこの公園には多くの帰宅途中の学生や会社員らの足を止めて見入る姿も見受けられました。
天神警固公園でのイルミネーション点灯は今月25日までおこなわれ、17時から24時までの時間に灯されます。

博多中山笠 二番山 例年よりも早く梅雨入りした厚い雲の下、福岡市の博多中では運動会がおこなわれ、午前最後の競技種目として今年も博多中山笠がグラウンドを舁き回りました。
今年の博多中の山笠は、戦国時代に大友宗麟の下で活躍した武将 立花道雪を描いた一番山笠・松流の「英兜先陣誉」と、南北朝時代の後醍醐天皇の下で名を馳せた武将 楠木正成を描いた二番山笠・楠木流の「信輝湊川戦」の二本が立ちました。
総合学習の一環としておこなわれる博多中山笠は、博多部に住まう父兄らの手伝いを借りつつ一ヵ月前から昼休みや放課後を利用して製作された舁山は祭で実際に舁かれる山笠の5分の4ほどの大きさのもので、運動会の前日に完成しました。
運動会当日、博多中山笠が始まる直前となって雨が降り始め、上半身を水法被に着替えた舁き手である中学生たちにとっては天からの勢い水となりました。「10秒前」「5秒前」の掛け声ののちに飛び出した舁山は女子生徒や一年男子が囲むグラウンドの清道旗を一周しゴールへと勢いよく駆け込みました。一番山笠も二番山笠もともに「オイサッ! オイサッ!」の掛け声も勇ましく舁き廻り、一番山笠は30秒07、二番山笠は28秒52とともに好成績を打ち出し、今年は二番山笠の勝利となりました。
博多中山笠 一番山博多中山笠 二番山

「どんたくには雨がつきもの」というジンクスどおりに今年も雨のなかで博多どんたく港まつりが開催されました。
今年の博多どんたく港まつりは毎年どおり2日夜の前夜祭から始まり、3日からは博多松囃子が県庁や市役所や企業など市中を祝って回り、市内各地の舞舞台では約400団体13000人あまりにのぼるどんたく隊によってさまざまな演技・演舞が披露され、電飾された花自動車が走り、また明治通りをどんたく広場としてどんたく隊のパレードがおこなわれました。
今年は雨にたたられたため例年よりも人出が少なかった模様でしたが、それでもGWとあって多くの見物人で賑わっていました。前年は7年に一度の長野県善光寺の御開帳と人出全国一位がどちらかで議論となりましたが、今年はライバルがなく例年どおりに人出全国一位となりました。しかしどんたくの人出はGWに福岡市へ遊びに来ただけの人の数も含まれていると言われており、どこまで実態に即した数字なのか疑問です。

sakura blooms 気象庁の発表によると今年は全国でもっとも早く開花した福岡市の桜(ソメイヨシノ)ですが、平年だと開花から一週間で満開を迎えるはずのところが、今年はゆっくりとしたペースで花を咲かせています。
例年より9日も早い3月17日に開花が発表された福岡では、そののち花冷えの寒波や菜種梅雨などで気温が上昇せず満開になるのが遅くなり、開花から12日目となる29日には最高気温が21度を記録したものの、福岡市舞鶴公園(福岡城址)の桜はそれでもまだ5分咲きにしかなりませんでした。この暖かい陽気に誘われて花見見物にと多くの人が訪れ、大学生や老人会の人々が桜の花の下で酒宴を開いていました。夕方には夜の宴会のために場所を確保しようと訪れた若いスーツ姿も見られました。
また、福岡城本丸址から少し離れた潮見櫓のそばの桜には人の騒ぎから離れた雀たちが枝にとまり、開花した桜の花をついばんでいました。この行動は栄養豊富な蜜や花弁を食して越冬後の生気を養っているものといわれており、雀がついばむたびに食べ残した桜の花弁がはらはらと舞い散っていました。
平年の満開日は4月3日で、今年もそのぐらいになる模様です。

spring has come 今年もまた春の足音が聞こえてきました。春の陽気に誘われて、日の当たりが良い土手の斜面などではタンポポやオオイヌフグリといった春にお馴染みの草花が咲き乱れています。
ただ、春につきものの黄砂もまた観測されていまして、駐車場に停められている自動車のボディは黄砂で白く薄汚れてしまっていました。
桜も美しいのですが、春の足音に耳を澄ませてみるのも一興でしょう。

Felis bengalensis euptilura 福岡市動植物園では、対馬に生息する天然記念物で絶滅危惧種のツシマヤマネコを96年から飼育し人工繁殖に取り組んでいましたが、そのうち高齢で繁殖行動や野生への帰化が難しいと判断された10歳前後とみられる雌雄2匹を3月5日から一般公開しました。福岡市動植物園では雌雄14匹を飼育中で、ここで生まれたものも含めた残りの12匹は公開される予定は現時点ではないとのこと。
ツシマヤマネコは警戒心が強く、朝と夕の来園者の少ない時間帯以外は物陰に隠れて目にすることが難しく、また檻の中を動き回っているときでも来園している子供の歓声を聞いた瞬間に身を強張らせるほど。これまで対馬の野生への帰化を前提に人に馴れないよう非公開とされていたため、今回公開された2匹が人に馴れるにはまだまだ時間がかかる様子。
福岡市動植物園では来年度から、来園者のリピート率を高めて動植物への認識を高めるとともに年間8千万円になるエサ代などといった市財政への負担を軽減するために「動物サポーター制」を開始する予定。一口一千円で4000口を目標に掲げています。ツシマヤマネコの人気が上がりサポーターが増えることを期待したいところです。

ume blossom 「梅は咲いたか 桜はまだかいな 柳やなよなよ 風しだい」とは端唄の一節で、唄が生まれた当時の花柳界の模様を垣間見せてくれますが、昔も今も春の花として名高い梅の花が舞鶴の福岡城址の梅園で咲き乱れています。春の盛りを彷彿とさせるやや温かすぎる日差しのもと、むせ返るような梅の甘い香りを訪れた人々は胸一杯に吸い込んでいました。品種によって濃淡の差を楽しませてくれる紅梅や、紅梅より香りが強い白梅などを愛でつつ、談笑したり食事をしたりする家族や夫婦の姿も見られました。「梅見で一杯」という人はあまり見られず、そのお陰で乱痴気騒ぎをして風情を汚す無粋者もなく、穏やかな午後の時間が城内では流れていました。こと白梅には暖かさにつられて目覚めた蜜蜂たちが群がり、香りよりも甘い梅の蜜をせっせと集めていました。
梅の花は今月いっぱいが見頃の模様です。その次には桜となりますが、桜の季節も酒宴に酔い痴れるのもほどほどに、梅見に訪れた人々のように花にも目を向けてみては如何でしょうか。

福を求めて2004.02.03
setubunn 博多の総鎮守 櫛田神社で3日、節分の厄除け大祭がおこなわれました。雪が降りそうな曇り空の下には多くの善男善女が集まり、この日のために設けられた特設ステージに上がった知名士や博多座で講演される二月花形歌舞伎の役者たちが撒く豆を受け止めようと高々と手を伸ばしていました。
この日はまた東長寺や住吉神社など各地の寺社でも厄除けの豆撒きがおこなわれ、多くの人出で賑わい、春を呼び寄せるような雰囲気でした。

大寒の積雪2004.01.22
Hakozaki shrine with snow 大寒の翌日の22日、九州各県は大陸からの寒波の到来によりこの冬一番の寒さとなりました。都市高速や航空便などをはじめとした公共交通機関の乱れも生じ、市民生活にも影響が出ました。一般道は一部で凍結し、タイヤチェーンを取り付けていなかったり駆動輪にチェーンを付けていなかった車両の一部がスリップを起こしたりしたとのことです。
この寒さの中、福岡市東区箱崎の筥崎宮でも数センチ積雪し、境内も楼門も雪化粧で真っ白になりました。寒い北風が吹きすさぶので訪れる人も少なく、地面の雪につく足跡もまばらなものでした。屋根にうっすらと積もった雪が風に吹かれ、渦を巻いて舞い散る景色を目にすることができました。
湧出石の横には誰かが作った小さな雪だるまが立ち、寒い中でも訪れる人々を見守っていました。
まだまだ雪への注意が必要なようです。

Copyright 2001-2009 Culotte. All rights reserved.
掲載記事・写真の転載のさいはご連絡いただければ幸いです。
すべての著作権はきゅろ(Culotte)に帰属します。
ネットワーク上の著作権については過去の判例や文化庁の指針をご参照ください。
spacer
インデックス



[PR]DVD可能パソコンを進呈:今なら無料でパソコンGET!